【お客様インタビュー002】イグル氷菓 様

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Vol.3 「文化を伝えていく」という同じ志のもとに。 — 国指定有形文化財茅ヶ崎館　五代目当主森浩章さん

Vol.2 “アイディア”を“カタチ”にするお手伝い — イグル氷菓　オーナー　新安夫さん

Vol.1 求めていたイメージの100%以上の完成度でした。— L’Asie　代表取締役　杉山明さん

目の前を江ノ電が通る道ぞいの、ラボ（製造工場）が併設されたアイスキャンディーとジェラートのお持ち帰り専門店、イグル氷菓。お店のシンボルであるシロクマと六角形のタイルが作り出す独特の可愛らしさから、ちょっとした写真スポットにもなりつつあります。アイスキャンディーのフレーバーは季節ごとにバラエティ豊かなもの。特に神奈川県産のお茶やフルーツ、お野菜を使ったアイスキャンディーが人気のお店です。

既に営業していた鵠沼の「The Market SE1」のラボとして、徒歩圏内に見つけたスペース。SE1と同様、木津潤平建築事務所の設計でオーナーの新さんこだわりの店舗作りとなりました。

三物建設・西村誠はこれまで、茅ヶ崎のカフェや鎌倉のIT企業のお仕事で木津さんとご一緒させて頂いてきました。毎回、様々なテーマがありますが、今回のイグル氷菓さんのリノベーションのお題は「タイル」を使用することでした。そしてエスキモー文化における「かまくら」の意である「イグルー」という店名を、どう店舗に表現するかが課題でした。

何度かヒアリングをしていく中で浮かび上がってきたキーワードは「雪」や「氷」という言葉。もともと丸モザイクタイルの予定だったところ、キーワードを表現するものとして「六角形のタイル」が採用となりました。オーナーの新さんもこのタイル職人さんの仕事ぶりを絶賛。一番のポイントとなる部分ができあがるまでのプロセスも喜んで下さいました。

ご実家が電気工事の会社を営まれているというオーナー。三物建設のような施工会社との仕事の中身はよくご存知。

「現場監督は何にもしないでも持ってくからね〜」と笑顔で厳しい発言も。と同時に、頻繁に現場に顔を出す西村にはお褒めの言葉も。現場監督は、いわば現場の潤滑剤。設計士さんとの現場の調整、職人さんとの信頼関係も重要なポイント。また、出会って短い時間でディープなお仕事をさせて頂くお客様の好みやセンス、好きなもの嫌いなものを汲み取る能力が必要。幸い、弊社西村はその辺りが得意なようです。（笑）

オーナー新さんは、施工後も気さくにお付き合い下さり、本音でお話して下さることをとても嬉しく思っています。

もともとフリーのシェフとしてワールドワイドに活躍されていたオーナーの新さん。ホンダレーシングチームの専属シェフを努めていたことも。

帰国後、奥様の好きな「アイスクリーム」を作って自分で売るということを実現しようと、散歩中に出会った物件を一店舗目の「The Market SE1」に。ご自分のアイディアを次々とカタチにしていく新さんだからこそ、地元産の素材を使ったアイスクリームを作ったり、お店でイベントをしたりと「ファンづくり」を楽しんでいます。カウンター越しに新さんが立つ姿を見ていると、本当に食べ物が好きで、人が好き、おいしいものを食べた人の笑顔が好き、ということが伝わってきます。

今回も、アイディアをカタチにするお手伝いができたこと、そしてそれがとても魅力的な場所としてお客様を魅了し続けていることをとても嬉しく思っています！